漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
2人目の子供を出産した後から、花粉症がではじめました。
最初は春先だけだったのですが、慢性化して徐々に黄色い鼻水がでるようになり、副鼻腔炎を患うようになりました。
臭いがわからなくなる事も辛かったのですが、味覚にも影響が出始め、料理をするのもおっくうに…。
病院で抗生物質を長期間服用したのですが効果がなく、心配になり知人に相談したところ、漢方での治療を勧められ、ムラオカ薬局に相談に伺いました。
鼻詰まり・臭いがないこと、黄色い鼻水や痰がのどにおりてきて辛いということをお話ししたところ、炎症をとり膿をだす漢方薬を勧められました。
2週間くらいした辺りから、痰の量が少しずつ減り、のどのヒリヒリ感が軽減。
さらに2週間すると、頭の重だるさも軽くなり、朝の目覚めも楽になってきました。
ただ臭いはまだ完全ではなかったので、それからさらに2ヵ月、体質に合わせた漢方薬を作ってもらって続けました。
そのおかげか、今では臭いも改善し、体のだるさもなくなり快適に!本当に感謝しています!
慢性副鼻腔炎では、長期にわたって抗生物質を服用される方が多く見受けられます。こういったケースでは、炎症や膿を出すことも非常に重要ですが、薬により腸内環境・免疫低下を起こした体を、元に戻すことも忘れてはいけません。この方の場合、抗炎症・排膿の漢方薬を初期に使いましたが、同時に【脾・胃】を整え【免疫を回復する】漢方薬を、早い段階で併用することで、比較的早めに効果を感じていただくことができました。最近はカゼもきひづらくなったとのこと、本当に嬉しい限りです。
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